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医療安全に関する指標
インシデント発生率
インシデントとは、誤った医療行為などが患者に実施される前に発見されたもの、あるいは誤った医療行為が実施されたが、結果として患者に影響を及ぼすに至らなかったものを言います。「ヒヤリ・ハット」とも言われ、この報告をもとに速やかに事故防止につなげていくことで医療の安全が確保されます。私たちの病院では、インシデントが正確に報告される風土づくりを目指しています。
定義
インシデント件数・発生率の定義(%)
インシデント件数・発生率のグラフ
アクシデント発生率(‰)
アクシデントとは、患者さまが本来持っていた疾病や体質などの基礎的条件によるものを除き、医療の全過程において発生した患者さまに傷害を及ぼした事象を言います。過失があったかどうかは問いません。障害の程度に応じて、レベル3a=「簡単な治療や処置を必要とする」から、レベル5=「死亡」まで分類されます。当院では、患者さまの転倒・転落事故で治療を必要としたものも含めています。
※数値が小さいので1000分の1を示す‰(パーミル)で表しています(1‰=0.1%)。
定義
アクシデント件数・発生率の定義(‰ パーミル)
アクシデント件数・発生率のグラフ
患者誤認・発生率(‰)
「患者誤認」には、以下の2通りがあります。
①患者Aさんを患者Bさんと間違えて薬を投与したり、検査や処置などを行う「患者同定の間違い」
②患者さまの同定は正しい(患者AさんをAさんとは認識している)が、別の患者さまの薬剤を投与したり、検査や処置を行う「医療行為の取り違え」
当院では、患者さまにもお名前や生年月日を名乗っていただき、患者誤認ゼロに取り組んでいます。
※数値が小さいので1000分の1を示す‰(パーミル)で表しています(1‰=0.1%)。
定義
患者誤認件数・発生率の定義(‰ パーミル)
患者誤認件数・発生率のグラフ
入院患者転倒転落、発生率(‰)
入院中に患者さまが転倒したり、ベッド等から転落したりする出来事を把握して、その予防に取り組んでいます。当院では、医療者が関与しない患者さまご自身による転倒・転落も含めています。なお、外来患者さまの転倒・転落についても報告を受け、防止策を検討しています。
定義
入院患者転倒転落件数、発生率の定義(‰ パーミル)
入院患者転倒転落件数、発生率のグラフ
※参考値…2012年度QIプロジェクト(QI推進事業部)結果報告。
 一般社団法人日本病院会、2011年10月~2012年3月の平均値(13407/5700016 2.35‰)
カテーテル関連 血流感染(CRBSI)発生率(‰)
中心静脈カテーテル血流感染症(CRBSI)は、医療行為に関連して起こる感染症です。
中心静脈は心臓に近い静脈で、血流量が多く流れが速いので、経口から食事が摂れないとき、高濃度の栄養液や治療薬剤を注入するのに適しています。しかし、異物であるカテーテルの長期間留置により血流感染を起こすと、重篤な状態になることがあります。中心静脈カテーテル留置中の感染予防対策・取扱い手技の徹底はもちろん、栄養サポートチームと連携し、栄養状態の改善、適切な栄養管理法の選択など、総合的な医療の質が求められます。
定義
カテーテル関連 血流感染(CRBSI)発生率の定義(‰ パーミル)
カテーテル関連 血流感染(CRBSI)発生率のグラフ
CVC穿刺に伴う機械的合併症発生率(ポート造設時・PICC挿入時含む)
中心静脈カテーテル挿入術は、心臓に近い大静脈に点滴用のカテーテルを留置する処置です。経口から食事が摂れないときや重症患者の管理においては必須の処置となっています。
「検査あるいは治療に伴い不可避に生じる病気や症状」を合併症と呼び、中心静脈カテーテル挿入術においても、大多数の患者さんでは安全に実施されますが、出血、動脈穿刺気胸などの合併症が、どうしてもある一定の割合で発生してしまいます。
定義
CVC穿刺に伴う機械的合併症発生率(ポート造設時・PICC挿入時含む)の定義(%)
CVC穿刺に伴う機械的合併症発生率(ポート造設時・PICC挿入時含む)のグラフ